新聞折込で不動産広告を行う事は時代遅れなのか?
確かにひと昔前まで、週末ともなれば物件情報満載の不動産仲介会社チラシや、モデルハウスやオープンハウスでの無料イベント紹介記事が掲載された、新築分譲会社チラシが新聞に折り込まれていたものです。
1世帯当たり新聞購買部数0.53部の衝撃!!
不動産仲介会社は自社受託中の物件を、住宅メーカーやマンションメーカーは沿線の自社商品を、建売業者は近隣の新築現場を争うようにエリア内へ新聞折込広告を実施、一人でも多くの人へ周知しようと必死になっていました。
そして、各社ともに自社のイメージ戦略としてチラシのデザインをある程度統一し、自社独自の広告テンプレートを制作する等、新聞折込チラシこそマーケティングの主戦場と考える不動産プレーヤーは沢山いらっしゃいました。
しかし、その新聞自体の購買数が右肩下がりに減少してしまったのはご存知の通りです。
2000年当時、一般紙の購買数が47,401,669部(1世帯当たり部数:1.13部)であったものが、2022年には一般紙の購買数は28,694,915部(1世帯当たり部数:0.53部)にまで落ち込んでしまいました(※一般社団法人日本新聞協会「新聞の発行部数と世帯数の推移」より)。
不動産新聞折込広告は時代遅れなのか?
このような新聞購買数の減少により不動産新聞折込チラシは、そのターゲットとしていた20代から30代のマイホーム購入層に訴求しにくい広告手法となり、家を売る手法の主役をインターネットに奪われていきました。
では、不動産集客の方法として不動産チラシ(広告)は本当に時代遅れになってしまったのでしょうか。
確かに新聞折込チラシの効果は殆ど期待出来なくなったと思います。
しかし、チラシ実施方法を見直しチラシ自体のデザインやレイアウトを工夫すれば、まだまだ効果を発揮する事を知って頂きたいのです。また、このようなチラシデザインやレイアウトをテンプレート化する事により、より効果的なチラシ集客が可能になるかも知れません。
不動産チラシで反響を獲得する為に必要な戦術や戦略まとめ。
では、物件情報紹介用としての不動産チラシは勿論の事、不動産仕入れ(不動産査定・不動産売却)チラシの制作方法・配布方法や不動産チラシで反響を獲得する為に必要な戦術や戦略をまとめます。
●不動産購入希望者に向けたチラシの具体的な戦略戦術。
1.イメージ広告では無く、物件の良さをしっかりと告知する。
2.新聞折込広告では無く、ポスティングによるチラシ配布を行う。
3.ペルソナに向けたキャッチコピーを大きく記載し、先ずはチラシを手に取って貰える工夫を凝らす。
4.「紙は紙で完結させる」事を目標とし、安易にWEBへ誘導しないよう心掛ける。
5.万人受けする広告では無く、絞りに絞ったペルソナに突き刺さるようなチラシ紙面を作成する。
不動産チラシの作成方法をお伝えします。
如何ですか、この記事があなたの不動産広告、住宅チラシ作成のヒントになれば嬉しいです。
尚、もっと詳しく新聞折込広告と不動産チラシとの関係を聞きたいと希望される方は、以下の ≪ご相談・お問い合わせ≫からお問い合わせ下さい。
1973年(昭和48年)大阪市西区で生まれ
1996年(平成8年) 住友林業ホームサービス株式会社入社
1997年(平成9年) 宅地建物取引主任者登録
2007年(平成19年)株式会社IDU(当時)へ転職
2009年(平成21年)株式会社レコ起業。執行役員に就任
2017年(平成29年)取締役に就任